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あなたのWebサイトは、ビジネスの中で戦略的に機能していますか?
このWebサイト戦略は意外と漠然としたものになっていることが多く、困っている方も大勢いるようです。
「会社の目標・方針を確認する」「事業の方針・目標を確認する」ことから始め、Webサイトが有効に機能するための方針を明確にします。
そもそもWebサイトのページを更新することだと考えられているかもしれませんが、更新するだけで、Webサイトの役割を果たすことはできるのでしょうか?
サイト運営がうまくいかない根本的な問題のほとんどが、Webサイトの目標・目的が明確でないことに起因します。
たとえ目標・目的があったとしても、それ自体が具体的でなかったり、定量化されていなかったりするならば、決まっていないも同然です。
Webサイトの役割は明確になっていますか?
ビジネスの目的を実現するために、Webサイトの役割を明確にしなければなりません。
ビジネスツールとして、自社内でどのような位置付けになっているのかを明らかにしてください。
もし不明確な場合は、自ら役割を決め、ビジネスプロセスの一部として役立てるべきです。
Webサイトの役割は、業種業態そして各企業の文化・ビジネスプロセス・特性などによって大きく異なります。
この役割に正解や間違いはありませんが、より有効に設定していただくために、役割として代表的な例をいくつか挙げておきます。
目的を達成するためには、ビジネスプロセスにおけるWebサイトの大まかな役割を決める必要があります。
「Webサイトでターゲットにするお客様は誰か?」を明らかにします。
特に取り扱い製品の多い企業などは、さまざまなお客様がいるかと思いますが、Webサイトは、一度にたくさんのニーズに対して対応することが苦手です。
逆に、ターゲットユーザーが絞られれば絞られるほど、Webサイトは有効に機能します。
したがって、極端な話8割から9割くらいターゲットユーザーのニーズがカバーできるのであれば、残りの2割は捨てるくらいの気持ちがないと、機能する良いWebサイトはできないといえるかもしれません。
Webサイトのユーザーはわざわざ検索サイトにキーワードを入力してまで情報を探し、あなたの会社のページにたどり着くわけです。
つまり、テレビや雑誌と違い、たまたま訪問したというケースが少ない分だけ、モチベーションの非常に高いお客様だともいえます。
だからこそ、間口を広げるのではなく、あなたの会社が対応できる一番有効なターゲットユーザーに絞るべきです。
ビジネスの目的が明らかになり、Webサイトの役割が明確になり、ターゲットユーザーが明らかになりました。
これらの方針と調査結果を踏まえて、Webサイト運営の目標(成果)を明確にしましょう。
成果となり得る目標は、アクセス解析のチェックポイントと近くなることが多いです。
直接成果につながるポイントから、その成果につなげるポイントに大きな影響を与えるポイント(KPI)、その大きな影響を与えるポイントをアップさせるための集客に関するポイントなどを、Webサイトの目標(成果)としてリストアップすることができます。
この中で、最も重要なポイントを選定し、ビジネスの成果目標にします。